自動運転が車に与える安全性と影響について

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実用可能な自動運転の段階

現時点での自動運転の実状

自動運転の段階を比べると、レベル2までの自動運転システムも自動運転システムではありますが、自動運転システム的な意味合いは薄く運転支援システム的な傾向が強いため、本格的な車の自動運転はレベル3以降の自動運転システムからが、万人のイメージしやすい自動運転システムになるのではないでしょうか。

では、現時点で自動運転がどの段階まで進んでいるのかというと、技術的にはレベル4まで進んでおり、車の自動運転を推進し、法改正のハードルが比較的低い国々で法的にレベル4への対応を済ませ、レベル4の自動運転システムを搭載した車が走行可能となっています。

法改正のスピードに欠ける日本でも2022年に道路交通法が改正され、2023年にはレベル4の自動運転システムを搭載した車が、公道を走行できるようになる見通しです。

自動運転の安全性は段階ごとに異なる

自動運転のメリットの一つとして、AIによるコンピューター制御下での自動運転により運転者が運転する必要がなくなることから、人為的なミスによる交通事故のリスクが抑制されるでしょう。
交通渋滞の発生も減るなど、車を運転する際に安全を脅かす要因が取り除かれることが挙げられます。

ただし、自動運転の安全性は、車の運転を担う自動運転システムに搭載されたAIに由来するものです。
運転者が運転の主体を担うレベル3までの段階では、自動運転の安全性の肝となるAIによる車の運転ではありませんので、人為が介入する余地が残されている分、安全性に劣ると言わざるを得ないでしょう。

結局のところ自動運転の安全性を実感できるのは、運転の主体が自動運転システムに変わるレベル4以降なのではないでしょうか。


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